COROSの睡眠スコアについて
アプリ内サポートはすべてのウォッチモデルに対応します。睡眠スコア機能は、PACE 3、PACE 4、PACE Pro、COROS NOMAD、APEX 2 / 2 Pro、APEX 4、VERTIX 2、VERTIX 2Sに対応しています。
COROSウォッチは、24時間365日、自動的に睡眠を検出・記録します。その日の最初に記録された3時間以上の睡眠については、総合的な睡眠評価が行われ、睡眠スコアと睡眠段階の内訳が表示されます。それ以外の睡眠は、すべて仮眠として記録されます。COROSウォッチの睡眠トラッキング機能についての詳細は、今回のガイドをご覧ください。

睡眠スコアの算出方法
睡眠スコアは以下の6つの要素によって決められます。
1. 総睡眠時間
- 仮眠も総睡眠時間に含まれます。
2. 深い睡眠の割合
3. レム睡眠の割合
4. 覚醒時間(夜間に目が覚めた回数や時間)
5. 就寝時刻の一貫性
6. 睡眠ストレス
0-59点は寝不足、60-79点は良い、80-100点は優秀と評価されます。スコアの下には、睡眠の質に関する概要が表示されます。下にへスクロールし、6つの評価要素のいずれかをタップすると、それぞれの評価要素について詳しく確認できます。
総睡眠時間
成人は一般的に、1晩あたり7~9時間の睡眠が必要とされていますが、必要な睡眠時間は人によって差があります。COROSはユーザーの過去2ヶ月の睡眠時間を確認し、その範囲の上限に近い時間を目標睡眠時間として設定します。そして、目標睡眠時間より30分短い睡眠時間でも優秀という評価がつきますが、総睡眠時間が6.5時間未満の場合は、スコアが低下します。
深い睡眠の割合
深い睡眠は、身体が最も活発に回復を行う睡眠段階です。身体の回復、免疫機能の維持、記憶の定着などが行われます。通常、深い睡眠は総睡眠時間の16~30%を占めますが、40%を超える場合は、身体が通常以上のストレスを抱えている可能性があり、睡眠不足や眠気、倦怠感と関連していることがあります。
レム睡眠の割合
レム睡眠(急速眼球運動)も毎晩の睡眠において重要な睡眠段階です。この睡眠段階で夢を見たり、学習した内容を整理したり、記憶を強化したりする働きがあります。通常、レム睡眠は1晩の総睡眠時間の11~35%を占めます。
覚醒時間
「覚醒時間」には、意識がある状態で起きていた時間(起き上がったり歩き回ったりした時間を含む)と、自覚していない短時間の覚醒の両方が含まれます。COROSでは、これらをすべて合計して覚醒時間として記録します。覚醒時間が20分未満であれば最適とされています。5分以上続いた覚醒は「睡眠中断」として記録され、このような中断が複数回発生すると、睡眠の質に悪影響を与えます。
就寝時刻の一貫性
規則正しい睡眠スケジュールを維持することで、身体の修復・回復機能が体内時計に合わせて正常に働きます。7日間の記録後、COROSは過去30日間の平均就寝時刻を基準として設定し、規則的な睡眠習慣を維持できるよう目標就寝時刻を提案します。
基準から30分以内のズレに収められれば、優秀と評価されます。通常の就寝時刻より30分以上早く眠りについた場合は、通常より大幅に遅く眠りについた場合と比べて、睡眠スコアへの影響は小さくなります。これは、就寝時刻が遅くなるほど体内時計への負担が大きくなるためです。

睡眠ストレス
睡眠中に身体や精神にかかる負荷は「睡眠ストレス」として記録されます。これは通常、高強度運動、就寝前の多量の食事、飲酒、またはカフェインの摂取などによって引き起こされます。睡眠ストレスが高いほど、睡眠中の心拍数は高くなり、夜間のHRV(心拍変動)は低下し、これらは睡眠の質に悪影響を及ぼします。
睡眠データの編集方法
睡眠が正しく記録されなかった場合は、COROSアプリで睡眠記録のトリミングや延長、統合ができます。
注:編集した場合は、総睡眠時間、睡眠段階、覚醒時間、就寝時刻の一貫性に影響し、その結果、睡眠スコアも変化する場合があります。

- COROSアプリで睡眠のメインページから、編集したい睡眠記録の日までスクロールします。
- 「睡眠段階」セクションまでスクロールし、画面右側の編集アイコンをタップします。
- 睡眠時間をトリミングする:睡眠記録の横にある編集アイコンをタップし、就寝時刻または起床時刻を長押しして調整します。より細かく調整する場合は、画面下部の時刻セレクターを使用してください。
- 睡眠時間を延長する:上記と同じステップで操作し、画面下部の時刻セレクターを使用して、より早い就寝時刻またはより遅い起床時刻を選択します。
- 睡眠記録を統合する:2つの睡眠記録(メインの睡眠と仮眠など)の間隔が1時間以内であれば、1つの睡眠記録として統合できます。睡眠編集ページで、左下の「統合」ボタンをタップします。
- 睡眠記録を追加する:睡眠編集ページで、画面下部の「追加」ボタンをタップし、就寝時刻と起床時刻を入力します。
変更を元に戻したい場合は、編集ページ右上の「復元」をタップすると、元の睡眠記録に復元できます。
睡眠履歴のトレンド
睡眠ページの下部では、前夜の睡眠と過去7日間の睡眠の比較が確認できます。
週別、月別、または年別表示に切り替えると、睡眠データをより詳しく確認できます。総睡眠時間、睡眠段階、就寝時刻の一貫性、睡眠ストレスもそれぞれ異なる期間で比較できます。各グラフを左右にスワイプすると期間を移動でき、データポイントを長押しすると詳細が確認できます。

仮眠
「メインの睡眠」以外の睡眠は、すべて仮眠として記録されます。COROSウォッチは仮眠を自動で検出・記録します。また、仮眠を取る予定があり、アラームを設定したい場合は、「仮眠タイマー」機能を使用することで、より正確に記録できます。詳しくはこちらをご覧ください。
仮眠後に睡眠スコアが低下する原因
朝起きた直後は高い睡眠スコアが表示されていても、その後に仮眠を取ると、睡眠スコアが下がる場合があります。これは、仮眠は総睡眠時間には加算されますが、深い睡眠、レム睡眠などの睡眠の質に関する評価には反映されないためです。その結果、総睡眠時間が優秀な範囲を超え、睡眠スコアが低下する場合があります。