CPポイントの使用方法


COROSのAPEXシリーズとVERTIXシリーズはルートナビ機能として、トレイルラン競技などのシーンで、チェックインポイントの位置や距離、標高の情報などを確認でき、レース戦略をサポートします。



1.表示と確認機能

CPポイントを含むGPXルートファイルをインポートした後、アプリやウォッチで事前に追加したCPポイントと各区間の情報を確認できます。実際に使用する場合、リアルタイムで次の目標ポイントまでの距離と上昇距離を確認できます。

※COROSのウォッチは現在、ルート上にCPポイントを含んだナビファイルのインポートにのみ対応しており、ルート上にCPポイントが含まれていないルートファイルを使用したナビには対応していません。


2.位置を保存する機能

トレイルランやハイキングなどのアウトドアスポーツは「位置保存」ツールを通じてリアルタイムの位置をルートに記録し、ユーザーのアウトドア活動の重要なポイントを記録することができます。 運動終了後は、CPポイントを含むGPXファイルをアプリから共有することもできます。


3.利用するシーン

トレイルラン

トレイルのレース前に、大会主催者は選手にルート情報を提供し、なかにはCPポイント付きのルートファイルを提供しすることでレース前にコース情報をより理解できるといった例もあります。レース中、ウォッチに表示されるリアルタイムの区間情報を見ながら、選手は残り距離や上昇距離を把握することでペース配分をして各区間に備えます。




数日のハイキング/キャンプ

数日間のハイキングやキャンプをする人にとっては、休憩、補給ポイントをルートで事前に確認する必要があり、計画通りに遂行することが重要です。そのため、事前にルートを追加し、マークしたCPポイントに名前を記載します。実際には、次のCPポイントまでの距離を確認しながら、歩行の速度やスケジュールを調整します。

ウォータースポーツ

カヤック、ラフティング、パドルボードなどのウォータースポーツでは、事前にルートを計画し、途中の係留場所、急流、急カーブなどの重要な地理情報を示すCPポイントを追加することで、ウォータースポーツをより充実させることができます。

この機能は上記のスポーツに限らず、GPSルートを使用する多くのアウトドアスポーツで大いに役立ち、ユーザーの満足感の向上を可能にします。



4.操作ガイド

アプリ操作

CPポイント付きのルートをインポートして「マイルート」でそのルート情報を表示すると、自動的にCPポイントを表示し、各区間の情報も表示され、CPポイントの名称変更もできます(できるだけシンプルな名称がオススメです)。CPポイントがないルートはサードパーティアプリを使って手動でポイントを追加することができます。

運動中に「位置を保存」でCPポイントを手動追加すると、運動終了後にCPポイントの情報を含むルートをアプリで表示することができ、そのルートを共有することができます。


ウォッチ操作

ウォッチにCPポイントを含むルートファイルを取り込むと、各区間の距離と上昇距離を含む各情報をナビゲーションページで見ることができます。 コース開始後、インターフェースの「コース詳細」から次のポイント名や残りの距離、残りの上昇距離を確認できます。次のCPポイントまで約20mの範囲に到達すると「CPポイントに到達」と、バイブとともに表示されます。

その他、「位置を保存」から現在の位置を保存できます(「戻る」ボタン長押し → ツールメニュー → 位置を保存)。スマートフォンとの同期後、保存したCPポイントを含むルートファイルを表示することができます。