ウォータースポーツ
COROSのウォッチは様々なウォータースポーツのデータに対応し、それぞれのスポーツに特化した記録・表示を行い、ユーザーはウォータースポーツをより楽しむことができます。
フラットウォーター(Flatwater)
パドルボード、カヤック、カヌーなどのウォータースポーツに適したモードで、そこまで敷居が高久ないので、ウォータースポーツの楽しさを味わうための最初の選択肢のひとつとなるでしょう。
スポーツを開始するとCOROSのウォッチは距離、速度、心拍数などの情報を記録します。 これらのスポーツを適切に行えば怪我のリスクは低く、心肺機能の強化、有酸素能力の向上、全身の筋力や柔軟性を向上させることができます。
ローイング(Rowing)
ローイングはオリンピックの伝統的なスポーツであり、より一般的なウォータースポーツの1つで、全身をバランスよく鍛えるのに役立ちます。
ローイングモードでは、ユーザーは心拍数、オールで漕ぐ回数、500mのペースをリアルタイムで確認でき、500m区間ごとのデータアラートをリアルタイムで受け取ることができます。COROSは、ボート競技によく使われるローイングマシンのトレーニングにも同じエクササイズモードを用意しています。
ホワイトウォーター(Whitewater)
オリンピックの正式種目であり、急流を利用したカヤックスラロームはそのうちの1つの種目です。 これらは難しいスポーツなので、ある程度ウォータースポーツの経験がある人にオススメします。
ウィンドサーフィン(Windsurfing)
ウィンドサーフィンは体幹の強さと有酸素能力を鍛え、COROSのウインドサーフィンモードはウィンドサーフィン、セーリング、カイトボードなどのウォータースポーツに適しています。
航行時の速度の単位には「ノット(kt)」を使用し、速度情報をもとにした戦略を立てることができます。
*kt(ノット/時):1ノットは1時間に1海里(マイル)を進む速さです。
スピードサーフィン (Speedsurfing)
COROSのデバイスは、ウィンドサーフィンモードに加え、スピードサーフィンモードにも対応しています。 世界トップレベルのウインドサーフィンサイト「GPS-Speedsurfing.com」と共同開発したこのモードでは、ウインドサーフィンで最も必要とされるリアルタイム速度情報(α500コーナリングスピード、最速1ノット平均速度、その他幅広い情報)と自動走行カウントを提供します。
※ホワイトウォーター、ウィンドサーフィン、スピードサーフィンは、VERTIXシリーズとAPEX Proのみ対応
ウォータースポーツモードのアドバイス
ウォータースポーツをする前に、自分のデータチェックの習慣に合わせて、アプリでウォッチのリアルタイムデータページを編集することができます。
暑い日のアウトドアスポーツと同じように、ウォータースポーツをするときも、運動の強度や負荷をコントロールすることが大切です。上記のようなスポーツの最中や終了後に、トレーニング負荷やトレーニング効果をウォッチで確認することで自分の状態を把握することができます。
オープンウォータースイミングの注意事項
オープンウォーターで泳ぐ場合、COROSのウォッチはGPSの位置情報から距離、ストローク速度、ストローク数、ストローク長のデータをユーザーに提供しますが、データの精度や安定性は次の要因に影響されます:
1. GPS信号が良好な場合、ウォッチはユーザーのストロークを認識し、GPSの距離と合わせてストロークデータを計算し、個人データベースを作成します。 GPS信号が弱い場合、ウォッチはストローク長を認識してそれを利用して泳いだ距離を補正します。
2. 初めてオープンウォーターで泳ぐ場合、距離の誤差が生じることがあります。GPS信号が良好なオープンウォーターで何度も記録を取ることで、ウォッチの距離精度を継続的に最適化することができます。
3. 海水はGPS信号を反射し、測位精度に影響を与えるため、ウォッチが水没するとGPS信号が完全に遮断されます。そのため、記録した軌跡は歪んでいることがあり、本当の軌跡を反映できない可能性があります。
4. 平泳ぎの場合、手首が常に水中にあるため、ウォッチがGPS信号を受信できず、実際の軌跡が反映されません
オープンウォータースイミングのデータ精度を高めるためには以下のポイントを参考にしてください:
1.泳ぐ前にウォーミングアップをして、あらかじめオープンウォータースポーツモードを立ち上げ、準備画面でウォッチが正常に位置確認するのを待ちます。
2. 泳き方を変える場合は、GPS信号を受信できるよう定期的に腕を上げてから着水につけてください。
3. 多くのスイマーは左右の手の動きに差があるため、水面から高い位置の方の手にウォッチを装着してください。
4. ブイでの休憩時や完泳時は、すぐにウォッチ操作でスイムを一時停止したりせず、少し時間をおいてウォッチを水面上でさらしてGPS データが更新されるのを待ってください。
5. 泳いだ距離や軌跡を記録するだけなら、ウォッチをスイムキャップや浮き輪の中に入れて、常に水面上にさらしておくとGPS信号を受信しやすくなります。