ランモードの「オートラップ」と「距離アラート」
ランニングモードでは、COROSウォッチで「オートラップ」と「距離アラート」がそれぞれ設定できます。両方を同時に有効にすることも、どちらか片方のみを有効にすることも、両方オフにすることも可能です。
概要
これまでのCOROSウォッチでは「距離アラート」が単一機能として動作しており、指定距離到達時の通知とラップ記録の両方を兼ねていました。
今回、この機能は以下の2つに分割されました。
- オートラップ:指定した距離または位置に到達するたびに通知を行い、同時にラップを記録します。
- 距離アラート:指定距離到達時に通知のみを行い、ラップは記録しません。
オートラップ
オススメ用途:通知を受け取りつつ、同時にラップも記録したい場合。
機能概要:オートラップには、以下の2つの機能があります。
- 指定した距離または位置で通知を表示
- 指定した距離または位置でラップを記録し、新しいラップを開始
入力済ワークアウト中は、オートラップは無効になります。これは「ラップ」機能がインターバル(例:スプリント→レスト)間の移行に使用されるためです。

設定方法:ランモードのアクティビティメニューから「オートラップ」までスクロールし、以下のいずれかを選択してオンにしてください。
- 距離モード:設定距離に到達するたびにラップを記録します。一定距離ごとのデータを確認したいトレーニングに適しています。
- ポジションモード:指定したGPS位置へ戻る度にラップを記録します。以下の3種類があります。
- スタート地点:アクティビティ開始地点へ戻る度にラップを記録します。周回コースやサーキットトレーニングに適しています。
- 手動ラップ地点:アクティビティ中にラップボタンを押して特定地点を登録します。その後、ランニング中に同じGPS地点へ戻る度に、自動的にラップを記録します。スタート地点以外(坂道の開始地点や周回コースの折り返し地点など)を基準にしたい場合に便利です。
- スタート地点+手動ラップ地点:スタート地点と手動登録地点の両方でラップを記録します。いずれかの地点を通過する度に、新しいラップが作成されます。
距離アラート
オススメ用途:ラップを細かく分割せず、一定距離ごとのペース確認だけを行いたい場合。
機能概要:距離アラートは、指定距離到達時に通知のみを表示し、ラップは記録しません。指定距離のインターバルごとに画面通知が表示され、直前区間の統計情報も確認できます。例えば、1kmごとに距離アラートを設定した場合、1kmごとに通知は表示されますが、アクティビティ内でラップは作成されません。
入力済ワークアウト中は、距離アラートはワークアウト内のラップ/ステージ単位で動作します。例えば1kmの距離アラートを設定した場合、そのワークアウトブロック内で1kmごとに通知が表示されます。重要なのは、距離アラートはラップを作成しないため、ワークアウトのプログラム進行を妨げない点です。

設定方法:ランモードのアクティビティメニューから「運動アラート」→「距離アラート」を選択してください。通知を受け取りたい距離を設定し、オンにします。
また、距離アラート時のバイブや通知音もカスタマイズできます(以下の設定変更は、距離アラートだけでなく、全てのアクティビティ通知に適用されます)。
- 通知音:設定>システム>サウンド&バイブ>トーン>運動アラート>オン
- バイブ:設定>システム>サウンド&バイブ>バイブ>アラートバイブ>オン
どちらを使うべき?
上記設定をどのように使い分ければよいかわからない場合は、以下の使用例を参考にしてください。
| シナリオ | 推奨設定 |
| 1kmごとのスプリットを確認したい | 距離モードのオートラップ |
| ビルドアップ走 | 距離モードのオートラップ |
| 周回コースでのランニング | ポジションモードのオートラップ |
| ヒルトレーニング(坂道反復) | ポジションモードのオートラップ |
| ラップで細かく区切らずに、一定距離ごとの通知だけを受けたい日常ラン | 距離アラート |
※入力済ワークアウト中は、ワークアウト構成が優先されるため、オートラップは自動的に無効になります。
よくある質問
アクティビティ中に手動ラップ(バック/ラップボタン)を使用した場合、オートラップや距離アラートにはどのような影響がありますか?
手動ラップを記録すると、その時点以降のオートラップタイミングは再計算されます。つまり、最後にラップが記録された地点(手動ラップ含む)から設定距離に到達した時点で、次のオートラップ通知が表示されます。一方、距離アラートはラップ自体を記録しないため、非入力ランニング中の手動ラップの影響を受けません。
オートラップを有効にしていないのに、ラップ概要に1kmの表示が出るのはなぜですか?
COROSウォッチで記録したランニングでは、複数のラップ表示形式を切り替えることができます。1つは、実際のアクティビティ中に記録されたラップ(自動または手動)です。もう1つは、1kmごとのスプリット表示です。
オートラップを有効にしているのに、ワークアウト中に動作しません。なぜですか?
入力済ワークアウト中は、オートラップは自動的に無効になります。ラップ機能は、スプリントからレストへ移行するなど、ワークアウト内インターバル切り替え専用として使用されます。ワークアウト中に複数種類のラップを同時に動作させることはできません。
2種類の距離(例:400mごとと1kmごと)で同時に自動ラップを作成できますか?
現時点では対応していません。1つの距離に対してオートラップ(ラップ記録あり)、もう1つに距離アラート(通知のみ・ラップ記録なし)を設定することは可能です。ただし、両方をオートラップとして同時記録することはできません。代替方法として、短い距離(例:400m)をオートラップに設定し、長い距離(例:1km)はバック/ラップボタンによる手動ラップで記録する方法をオススメします。