ボルダリングモード

ボルダリングモードは、インドアおよびアウトドアでのボルダリングセッションを記録するために設計されたアクティビティモードです。専用のクライミング指標、自動クライム検出、カスタマイズ可能なグレードシステム、入力済ワークアウトに対応しており、パフォーマンスの把握や上達状況の分析、トレーニング管理に役立ちます。

対応機種

ボルダリングモードは以下のモデルで利用できます。APEX Pro、APEX 2、APEX 2 Pro、APEX 4(46mm / 42mm)、NOMAD、VERTIX、VERTIX 2、VERTIX 2S


おもな機能

ボルダリング専用トラッキング

ボルダリングモードは、短時間かつ高強度なボルダリングセッション向けに設計されており、より正確な記録と分析を提供します。アクティビティ中は以下のデータを記録します。

  • アクティビティ時間
  • 心拍数
  • 累積標高
  • ルート数
  • クライミング時間
  • トレーニング負荷

各アテンプト終了後には、ルートグレードや結果を記録し、詳細なセッションサマリーを作成できます。


グレードシステム

ボルダリングモードでは複数のグレードシステムに対応しており、世界中のクライマーが普段使用している基準で記録できます。

対応グレードシステム:

  • Vスケール
  • フォントスケール

グレードシステムは、COROSアプリのプロフィール > 設定 > クライミングオンサイトグレードから変更できます。


クライム検出

クライム検出機能は、ボルダリング中の各アテンプトを自動的に記録します。毎回、手動入力する必要がないため、クライミングに集中できます。ボルダリングモードの開始画面で「クライム検出」までスクロールし、オンまたはオフを選択します。

クライム検出が有効な場合、ウォッチは動作パターンとセンサーデータを利用してクライム開始を自動判定します。地面から離れた時点でクライムが開始され、地面に戻るとクライムが終了し、新しいアテンプトとして記録されます。クライム検出後は、以下の結果を選択して記録できます。

  • オンサイト
  • フラッシュ
  • レッドポイント
  • アテンプト

COROSスマートウォッチに表示されたボルダリングモードの「クライム検出」設定画面


ボルダリングアクティビティの記録方法

  1. デジタルダイヤルを押してアクティビティメニューから「ボルダリング」を選択します。
  2. ダイヤルを押してアクティビティを開始します。

クライム検出が有効な場合、登り始めると自動的にクライムが開始され、地面に戻るとクライムが終了します。各クライム終了後に、ルートグレードと完登スタイルを記録できます。


完登スタイル

各クライムの結果を記録することで、より詳細なトレーニング履歴を残せます。

  • オンサイト:事前情報や他者の登攀を見ずに、初回トライで完登した場合。
  • フラッシュ:事前情報を得たり他者の登攀を見たりしたうえで、初回トライで完登した場合。
  • レッドポイント:過去に1回以上のトライを行った後に完登した場合。
  • アテンプト:完登に至らなかった場合。
  • 登らない:誤って検出されたクライムや、ボルダリングとして記録する必要がない場合に選択します。


結果の確認

セッション終了後は、COROSアプリで以下のデータを確認できます。

  • 運動時間
  • ルート数
  • グレード
  • 心拍数
  • トレーニング負荷
  • セッション時間

これらのデータを活用することで、上達状況の把握やトレーニング負荷の評価、長期的なパフォーマンス分析を行えます。

ボルダリングセッションの分析画面。グレード、標高、スタイル分布のグラフが表示されています。


トレーニングプランと入力済ワークアウト

ボルダリングモードは、COROSアプリおよびCOROS Training Hubの入力済ワークアウトに対応しています。これにより、選手やコーチは以下のことが行えます。

  • ボルダリング向けワークアウトの作成
  • 目標グレードの設定
  • セッション管理
  • トレーニングプランの作成
  • ワークアウトのウォッチへの同期

ボルダリングワークアウトの作成は、プロフィール > トレニングメニュー > マイワークアウトページの右上の「+」を選択し、アクティビティモードとして「ボルダリング」を選択してください。


ボルダリング統計

COROSアプリでは、長期的なボルダリングの記録を統計として確認できます。

アクセス方法:アクティビティページ > 右上の「統計」 > 「ボルダリング」を選択

ボルダリング統計では、クライミング履歴を累積データとして確認でき、上達状況やトレンドの把握に役立ちます。週別・月別・年別で確認できます。

統計項目:

  • 総クライミング時間
  • 完了したクライム数
  • グレード分布
  • クライミングスタイルの内訳
  • トレーニング量の推移
  • アクティビティ頻度

これらの統計を活用することで、クライミング量の変化や継続的に登れているグレード、トレーニング目標への進捗状況を把握できます。


よくある質問

クライム検出とは何ですか?

クライム検出は、登り始めたタイミングと地面に戻ったタイミングを自動的に判定し、手動入力なしでクライムを記録する機能です。ボルダリングモードの開始画面から設定できます。


検出されたクライムを編集または削除できますか?

はい。誤って検出されたクライムは、結果画面で「登らない」を選択することで除外できます。


ボルダリングモードとインドアクライミングモードの違いは何ですか?

インドアクライミングモードは、リードクライミング、トップロープクライミング、ボルダリングを1つのアクティビティモードで記録するためのモードです。ボルダリングモードはボルダリング専用であり、自動クライム検出、グレード管理、完登スタイルの記録、入力済ボルダリングワークアウトなどの機能を利用できます。


入力済ボルダリングワークアウトを作成できますか?

はい。COROSアプリおよびCOROS Training Hubの両方で作成でき、対応ウォッチへ直接同期できます。


グレードシステムは変更できますか?

はい。COROSアプリのプロフィール > 設定 > クライミングオンサイトグレードからいつでも変更できます。